海外出張・海外旅行に役立つ7つ道具
今年の新人も初の海外出張を無事終えてきました。自分もそうでしたが、最初は不安なことだらけです。中でも「何を持っていけばいいですか?」といのは毎年のように聞かれるので、記録も兼ねて、自分なりの7つ道具をまとめてみました。
パスポートや業務用PC等、ないと話にならないものは省きます。
1. スーツケース Proteca Stalia
海外出張であればまず必須かと思います。私の愛用品はこちら。
使用モデルが型落ちになってしまったようなので、現行モデルを。
滞在日数や、目的地に応じてちょうどいい大きさは異なりますので、そのあたりを加味して選ぶのがよいです。
冬場の寒冷地域で2週間も滞在すると服がかさばって大変なので、100リットルくらいはほしいところ。
また、仕事によってはサンプルを持って行ったりすることもあるので、容量は大きめのものを持っておくに越したとはないです。
ただし、あまりに中がスカスカになると、内容物がスーツケース内で動き回り、散乱したりダメージのもとになるので要注意。
スーツケースの選び方はこちらでもまとめました。
高級である必要はありませんが、とにかく耐久性は絶対に必要です。
出張中にスーツケースが壊れたときの絶望といったら..
2. 3wayバッグ Porter タンカー
海外出張中の機内持ち込み鞄は背負えるものが正解だと思います。何かと持ち物が多く、物の出し入れも多くなりがちな出張中は、両手が空いていることが最高のアドバンテージです。大体片手はスマホで塞がっていることも多いです。
唯一の弱点は油断していると背後から物を抜かれる可能性があること。私は一回パリの地下鉄でカメラをやられました。
こちらは入社直後に購入したもの。それから5年近く経ちますが、目立ったダメージやヘタリもなく使えています。
カジュアルな装いではありますが、内容量を減らして肩に掛けるストラップを収納すれば、手持ちのバッグになるのでそれなりの場面でも安心です。
何より内容量がめちゃくちゃ多いのが助かります。1泊分の荷物は余裕で入りますし、スーツケースが重量超過で追加料金が取られそうな時に、こちらに荷物を移して何とか切り抜けた経験が幾度となくあります。
実用性は抜群だと思いますが、年齢を重ねるとカジュアルすぎるきらいはあるかもしれません。そういう場合はTUMIあたりにステップアップするのが順当な感じですかね。
3. 電波ソーラー腕時計 OCEANUS MANTA
海外出張者にとって、実用面では最強じゃないでしょうか。
電波ソーラーなので充電・巻き上げ・時刻合わせの必要なし。デュアルタイムなので、現地の時間と日本時間を一目で確認できます。
確かに現地時刻と日本時刻の確認はスマホでカバーできるかもしれませんが、手元ですぐに見られるアドバンテージは大きいです。どうもスマホを出しにくい状況はありますし、なぜかスマホがしばらく現地の時間を拾わないということも少なくないので、ずっと重宝しています。
CASIOというブランドは賛否が分かれそうなところですが、思った以上に質感あります。
4. ノイズキャンセリングイヤホン Audio-Technical
あまり意識していないかもしれませんが、飛行機の中ではかなりの騒音が常に鳴っています。
機内で聞こえているエンジン音等のホワイトノイズの騒音値は75~90dBと言われ、パチンコ屋の店内やガード下に相当するレベルです。当然耳に結構な負担がかかっていることは想像がつきます。さらにこどもが泣き出してしまったり、マナーの悪いツアー客が大声でおしゃべりをしていたりすると、安眠とはほど遠い環境になります。
今でこそノイズキャンセラーつきのイヤホン・ヘッドホンは珍しくなくなりましたが、やはり飛行機内こそ、この機能が最大限に活きる場所だと思います。機種によって操作方法は異なりますが、大体の場合、電源をいれるとイヤホンが外のノイズを電気的に処理してくれます。逆にキャンセル機能を切った時に、機内のうるささに驚くくらいです。
個人的にはヘッドホンだと重かったり寝るときに邪魔だったりするので、密閉性は落ちますがイヤホンのほうが好みです。
愛用しているのはこちら。
…と思ったら、同モデルは型落ち。上は廉価版。
一方でハイエンドではこんなものも。ほしい…
数年前に比べて、選択肢が増えてきたのはありがたいことです。
5. マルチツール Victrinox
スイスに出張の際に、せっかくなので購入。こうして見ると日本のほうが安い…
欧州で安宿に泊まると、部屋に冷蔵庫がなかったりするので栓抜きやコルク抜きが活躍します。
ナイフは果物の皮を剥いたりするのに使えます。はさみもあると便利。
機内持ち込みは出来ない(出来る場合でもまず手荷物検査にひっかかる)ので、フライトの際は預け荷物にいれておく必要がありますが、お守り代わりに荷物に入れておくと色々と安心です。
6. トラベルアダプター
必需品。ゆえにどの空港でも、はたまた機内でも売ってます。
ただし結構高かったりするので日本で調達していくのが吉です。1ヶ国だけの滞在なら、その国に合わせたプラグを持っていけばOKですが、周遊する場合は国によってプラグの形状が異なる場合もあるので、様々な地域に対応しているマルチアダプタが便利です。自分はこれ持って行きました。周りでも使っている人、多いです。
トランスフォーマー(電源)等を作っているメーカー製なので安心。
ただし組立てが面倒だったりします。自分は出張先でなくしてしまったので、空港で一体型のを買いました。
確か3~4千円取られたと思うんですが、調べてみたら同型の製品が色んな別名で国内でも安く売ってました。たぶん中国のOEM製品で、いろんなメーカーに供給してるんでしょう。
物によってはハズレもあるみたいなので、ヨドバシとかで買う方がいいかもしれませんね。
ちなみにこちらはプラグの変換だけで、変圧機能はないので注意。PCやスマホの充電器等はほぼマルチ電源対応になっていますが、うっかりドライヤーなど差し込まないよう気を付けましょう。
7. ぬれマスク
飛行機の中は、飛行中の結露を抑えるために湿度が非常に低くなっています。通常20%以下くらいで設定されているそうです。
カーボン素材を活用したボーイング最新機のB787は、錆びの心配が少ないため湿度を高めに設定できるそうなのですが、それでも25%程度。
そのため、ロングフライトの場合は乾燥対策がマストです。そこでこれ。
小林製薬らしいド直球のネーミング。
湿ったフィルターをマスクのポケットに入れられるようになっており、加湿効果があります。マスクをつけているだけでも多少の乾燥対策になりますが、前述のとおり機内はカラッカラなので、これくらいの対策はしておくに越したことはありません。着陸するころには、だいたいフィルターが乾いてます。
人が密集する環境なので、風邪のウイルスもらう心配もありますが、これがあれば多少安心。機内でなくとも、冬場の欧州などはかなり乾燥します。風邪の気配を感じる時などは、ホテルでの就寝時もこれを使って予防します。
あとは、個人的なことかもしれませんが、機内で寝てる時って大体すごい勢いでよだれが垂れてたりします。笑
マスクをして寝ていれば、恥ずかしい思いをすることもなし。おすすめ。
以上、2015年末時点での1軍をまとめてみました。
入れ替わりがあったらアップデートします。
ガジェット版も作ります。