Author Archive: Yasuto

海外出張・海外旅行に持っていくべきガジェット達

前回こちらの記事で海外出張に役立つアイテムを挙げてみました。
そこで挙げきれなかった、出張の助けとなるガジェットを追加で紹介します。
会社支給のラップトップやiPhoneは除いて、 持っててよかった、買っておいてよかったなあと思うものたちです。

では早速どうぞ。

 

Kindle Voyage

海外出張には長い移動が伴います。行き帰りのフライト、トランジットはもちろん、電車やバスで数時間移動することもざらです。しかも、遅れてしまうとそれ以降のスケジュールが大幅に狂いますので、必然的に早めに行動し、余計に待つことになります。こうしたスキマ時間の間、もちろんメールチェックをしたりレポートを書いたり、資料をまとめたりといった仕事をすることになりますが、PCで集中して作業したい場合や、仕事は置いておいて一息つきたい場合もあります。

そんな時はなるべく本を読むようにしています。もともと読書家とは言い難い私ですが、出張中はスキマ時間が多いこともあり、折角なので時間を有効に使おうと思ったことがきっかけです。
で、空港の本屋で面白そうな文庫本を見繕って買っていく、ということを続けていたのですが、本ってかさばるし重いんですよね。貧乏性なので読み終わったら捨てるということもできず、出張の間読み終わった本を持て余していたわけですが、これが登場して状況が全く変わりました。

Wi-Fiのみの広告なしモデルを購入して1年ほど経ちますが、本当に便利です。出発前のわずかな時間で、空港のWi-Fiやテザリングを利用してめぼしい本が買えます。日本で買った分を読み終わってしまったら、海外からでも買えます。
実際の本を買う場合、その後の旅程によって、思ったよりも早く買った分を読み終わってしまったり、逆に買いすぎてしまい読みきれなかったりということがありますが、電子書籍なら必要なときに必要な分だけ買えます。

Kindle Voyageのいいところは、バックライトが明るすぎず目が疲れにくいこと、物理ボタンでページめくりができるため、片手でサクサク読み進められることです。フライト中電気が消えていると、ディスプレイを明るくして使うのが憚られるところですが、Kindle Voyageのライトだと、十分に可読性を確保しながらも眩しくない光量に自動で調節してくれます。周りの明るさと、手動のライト調節履歴から学習してくれるようです。

もしタブレットを持っているのであれば、Kindleアプリやその他のブックスタンドアプリでも電子書籍は読めます。
この記事で書いたとおり、iPad mini 4を導入したので、今後ひょっとするとKindle Voyageの使い方が変わってくるのかもしれませんが、今のところは充分にiPadと住み分けができる、別に持つだけの価値がある端末ではないかと思います。iPadとのスペック比較はこんな感じ。

 Kindle VoyageiPad mini 4iPad Air 2
サイズ162 x 115 x 7.6 mm203 x 134.8 x 6.1 mm240 x 169.5 x 6.1 mm
画面サイズ6インチ7.9インチ9.7インチ
重量180g298.8g (WI-Fiモデル)437g (WI-Fiモデル)
ディスプレイ電子ペーパー 300ppiRetina display 326ppiRetina display 264ppi

Kindle Voyageはポケットに入るサイズ感です。iPad mini 4は、ポケットに入れるにはちょっと大きい。スキマ時間で読書するのであればKindle Voyageに一票入ります。また、重さでもKindle Voyageは片手で持つのに苦にならないレベル。寝転がりながら片手で読書できます。iPad Air 2は言わずもがな、iPad mini 4も片手で持ち続けるのはちょっと厳しい。

一方、カラーのデータ、写真や図版が多く入っている書籍ではiPadに軍配が上がります。画面が大きい分、見開きが多い漫画にも合うでしょう。レイアウトが重要になる本では、画面サイズの大きさ、カラーであることが重要です。さすがに、Kindleで雑誌を読もうという気は起きません。

活字をどんどん読み進めていけるタイプなら、Kindle Voyageはいい旅の友になってくれます。最近は機内プログラムでドラマの一気見ができたりもするので、ドラマを見てから原作を読むのもいいですね。

最近ではANAで半沢直樹が一気見できたので、次はこれですかね。仕事のモチベーションも上がります。

 

Anker  マルチポートUSB充電器
Anker Lightningケーブル
Anker モバイルバッテリー

ガジェットが増えると大変になるのがバッテリーマネジメント。フライト中に電源が取れる機材も増えてきましたが
、まだまだ主流とはいえません。バッテリーの余裕は心の余裕。肝心なときにバッテリー切れで慌てるということは避けたいものです。

バッテリー・電源周りはAmazonでも非常に高評価のAnker製品で固めています。機能性もさることながら、デザインもよく、サポートが素晴らしいとの評判です。(お世話になったことはないですが…)

繰り返しになりますが、海外出張中は電源が非常に貴重です。ホテルでも、場所によっては部屋にフリーの電源がなく、いちいちライトのプラグを抜いて差し替えなければならなかったりします。
空港は言わずもがな、電源のあるところには常に誰かが座り込んでスマホを充電しているのを見ます。ラウンジに入れれば電源のある席が期待できますが、一人でいくつも占有するのは気が引けます。そんなわけで、マルチポートのアダプタは超便利です。

どのポートに挿しても、必要な電力を供給してくれる優れもの。タブレットとスマホを1つのアダプタで同時に充電できます。持ち運ぶには2ポートが圧倒的に軽いです。純正のアダプタより、ひとまわり大きいくらいのサイズ感。ガジェットが多ければ、宿での使用を想定して4ポートや6ポートをスーツケースに入れておいてもいいかもしれません。

断線しがちでおなじみのLightning cableもAnkerです。一般的なケーブルは0.9m長ですが、1.8m長のケーブルを持っておくと非常に便利。ホテルのベッドサイドに電源がない時も、1.8mあればどこかしらの電源から引っ張ってきて、枕元でiPhoneの充電ができます。断線対策が取られており、純正より丈夫。

ポータブルバッテリーは、よほどの心配がなければ小型のもので充分だと思います。私が使っているのはこちら。iPhone 2回弱充電できます。これくらいで充分。レビュー評価がめちゃくちゃ高い…

バッテリーまわりはそうそう買い替えるものでもありませんが、Anker製品は定期的にセールをしているのでついウォッチしてしまいます。

 

Microsoft Arc Touch マウス

出張中のレポート作成や事務処理は会社支給のラップトップで行っていますが、やはりマウスがあったほうが作業効率が高まります。このマウスは使わない時は薄く、使う時は折り曲げて弓型にすると電源がONになります。レシーバーはラップトップ側に挿しっぱなしにできます。本体から1センチほど飛び出るくらい。気になるようであれば、取り外してマウスの裏側のマグネットにくっつけておくことも出来ます。
3年以上使っていますが携帯性は抜群です。カバンにもポケットにもスッと入ります。ただし、薄いのでつい機内座席のフロントポケットに入れっぱなしにしてしまったりして、過去2回失くしています… マウスにしては高額なので痛手でしたが、今見るとかなりこなれた価格になっていました。
操作性も問題なし。中央のパッドに指を沿わせて上下スクロールができるのですが、指先に軽く振動があり、ホイールを回しているような操作感があります。デフォルト設定だとコロコロというホイール音もマウスから出てきます。気になる場合はPC毎に音量設定する必要があるようです。

Bluetooth版も出ているようです。

現時点での布陣はこんな感じです。
また出張に役立つガジェットが見つかったら、随時更新していきたいと思います。

Pocket